意外と求人のある速記者

速記とは、「速記文字」と呼ばれる記号を使い、発言者の話した内容をそのまま書きとめることです。書き留めた後、ワープロなどを使って原稿に書き直し、誰もが読める文章に直します。主に、速記者の仕事と言えば、国会をはじめとする官庁や自治体、一般企業などで行われる会議の議事録などの書き留めです。ですが、仕事はこればかりではなく、講演会、座談会等、人々が話し合いの場を設ける場面すべてで、需要があるといっても良いでしょう。最近では、録音機器が発達しているため、速記など必要ないという人もいます。ですが、議会や話し合いの場では、複数の人が同時に発言したりするので、録音したものを後で聞いても、雑音が酷かったりその場で聞いていないと誰が発言したものか分からなかったりといった、トラブルが発生する可能性が捨てきれません。中には、発言を録音されるのを嫌がる人もいるので、自然と、速記ができる人の求人が高まるのです。速記ができる人以外には読むことのできない「速記記号」を使い、発言を書き留めるこの仕事は、これからも必要とされることが多いと思います。